こんにちは、
浜松駅前予備校の平井です。
明日は、
ビルの定期床清掃の日。
害虫防除作業等の設備メンテナンスも
行われるため、
6/11(土)は終日休校となります。
ピカピカになった床をお楽しみに。
☆久しぶりに本のご紹介を。
林真理子 著
『夜明けのM』
火中の栗を拾うマリコさん、
かっこよすぎる。
日大の理事長選びは、
候補の方々は他にもいらしたそうだけれど、
なかなか前向きな返事をする人はいなかったと新聞で見た。
そんな中でさっそうと現れるマリコさん。
週刊文春のコラムをまとめた
『夜明けのM』を読んでいても、
被災地の若者の未来のために汗をかき、
人脈をフル活用して成長を支えている。
たとえば・・・
マリコさんが出会った
寿司職人になりたいという仙台の高校生。
マリコさんの縁で東京の有名店にて、
夏休みにアルバイトをすることに。
それはそれは親方や先輩方に
厳しく、大切に育てられたそうで。
田舎へ帰る際、
震災で亡くなったお父さんへ
初めてのバイト代でいいお線香を買って帰りたい
という彼に、
「鳩居堂っていう有名なお店がるのよ。」
と連れていく。
お母さんと妹にも何か・・・
という彼を、大丸に連れていく。
「手土産のいろは」
をこんな風に教えてくれる人、
今、どれだけいるのかな?
お金と人脈はこう使うんだ!というのはもちろん、
大人の心遣いは心意気!というレベルで
手本を見せてくれる。
そんなあれやこれやが凝縮された
エッセイを読んでいると、
人脈も
行動力も
知性も
人への心意気も、
すべてを持ってる、
でも、しがらみがないマリコさんなら
「夜明けの日大」やってくれそう!