来月からいよいよスタートする一般選抜。
年が明けるとすぐに共通テストや看護系入試が続くので、
毎年この時期に受験校の最終調整をしていきます。
生徒がなにを大切にしたいのかを今一度
じっくり話を聞く機会でもあり、
なるほどなーと考えさせられることばかり。
これまでのハマヨビ生たちが残してくれた実例から、
この生徒にはこの作戦もありかも！
とか、
こっちの作戦の方が力が出せるのでは？
などと、
話し合いながら一緒に作戦を考えています。
この時間が一番頭を使う瞬間かも。
プランが決まればあとはやるだけなので・・・。
生徒自身の価値観の神髄に触れる瞬間や、
生徒＆親御さんとチームになる一体感みたいなのを感じる瞬間があって
アドレナリンがドバっと出るのを実感します。
それぞれの春が待っていると思うと、気が抜けなんですけどね。
◇
話は変わり・・・
オットの会社の山友達にお誘いいただき、
先日、駒ヶ岳（長野県）に行ってきました。
駐車場は見事な紅葉だったのに・・・
ロープウェイを下りたら銀世界。
雪山の経験もある方々は山頂を目指していきましたが、
私たちは千畳敷の1周40分の軟弱コースを選んで
猛者たちが帰るのをあったかいテラスで待つことに。
40分の軟弱（散策）コースでさえ岩に雪が積もっているのでハラハラ。
雪に慣れていないので1時間くらいかかって戻ってきたときには
髪の毛まで凍っておりました。
以前はマンガ『岳』に憧れて山によく行っていたのですが、
ここ数年は足が遠のいていて、行かない理由はいくらでもあったのでした。
☆みなさんの休みが重なるのは日曜だけなので、当日は朝3時起き。
☆土曜日は遅くまで仕事が入っていたので、早く寝るという選択肢はなし。
☆天気予報はどうやら「晴れ」ではないらしい。
なにより翌週の仕事に影響が出るのが怖かったのです。
いつもの私なら絶対に行かなかったけれど、
たまには「絶好のタイミング」じゃない冒険をするチャンスかも？！
と思ったのでした。。
予備校で出会う生徒たちは、
仕事をしながらだったり、
小さなお子さんを育てながら勉強される方々も少なくなくて・・・
いつ勉強してるんだ？と思うくらい忙しくて、
「勉強するのに絶好のタイミングですね！」
とは一見言えなさそうな状況でも、
「結果的に今がチャンスだった」
「今だからがんばれた」
と多くの方々が言うのです。
そういう話を聞くたびに、
「絶好のタイミング」は待ってるものじゃなくて
自分が作るもんなんだなと思い知らされるのでした。
結果的に今回の山、行ってよかった！本当に。
眠すぎたし、
吹雪で全然景色見れなかったし、
雪がある岩を歩いて筋肉痛だけど、
ガチで自然に触れる時間はやっぱりサイコーで、
ロープウエイを降りた後は元気が湧いてくるのでした。
長野と言えばこの時期りんご。
道中たまたま入った直売所で買った「信濃ほっぺ」は
これまたびっくりするほどの甘酸っぱさで
さらに私のテンションを上げるのでした。
（寄り道しないで早く帰れよ！と自分でも思うのだけど）
栗のケーキを買うのもぬかりなく、
結果的に絶好のタイミングで行ってこれた！と
くたくたの体で実感したのでした。
自分で勝手に作ってた限界をちょっと超えられた気分。
背中を押してくれた生徒のみなさん、ありがとう！
