2024年度初日の昨日は
遠州のからっかぜが
全力で吹き荒れまくった浜松。
この勢いを追い風にして、
2024年度を駆け抜けていけますように。
◇
実は私、
先日、人生初の雪山登山を経験しました。
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初心者にぴったりという入笠山
オットの会社の登山猛者たちにお誘いいただき実現。
女性&雪山初心者は私ひとりでした。
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晴女なはずなのに悪天候・・・
「登山は体力が一番弱い人に合わせる」
という山のルールは
夏山登山をしていた頃から知ってはいたものの、
想像以上にレベルが違いすぎて
何度も休憩してもらったり、
ストックやらグッズを貸してもらったり・・・
とにかくお世話してもらいっぱなし。
そもそも人を待たせるのが苦手なもので、
「私、待ってるからみなさんで頂上行って!」
と何度伝えたことか。
そのたびに、
「一番きついところは終わった!あとちょっと!行ける?」
と返ってくる。
負けず嫌いな私もちらりと顔を出し、
「じゃぁ・・・」
と、そんなことを繰り返しているうちに頂上にいた!
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悪天候につき立っているのがやっと!
八ヶ岳はどこ?!
◇
翌日、
「知らない世界をこじ開けてもらって
大感激だったけれど、
みなさんに迷惑をかけちゃって・・・」
とオットに話すと、
「それは違う」
と真顔で全否定。
「待つのがイヤなら初心者を誘わない。
『こんな絶景はじめて!』っていう
山の醍醐味を味わってほしいから誘ってるのでは?」
と。
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下山時に少しずつ光が差してきた!
実際
「会社で今日、みんなに会った時、
『また雪山行きたくなったらいつでも言って!』
って言われたよ!」
と。
「いかに速く登頂するか」
「いかに高くまで登るか」
登山の楽しみはそれだけじゃないのに、
自分が一番弱者という立場になると
それができないのは迷惑!と思い込んでいた私。
多少気を遣ってくださってるところはあるでしょうが、
私、ほんとになにもわかってなかった・・・
小さな世界で凝り固まっていたなぁと
ちょっと恥ずかしくなったのでした。
◇
「集団では一番弱い人に合わせる」
ということをさまざまな場面で
今一度立ち止まって考える今日この頃。
たとえば・・・
コロナ禍前までのハマヨビは少人数とはいえ
一斉授業だったので、
「一番苦手な生徒に合わせる」
ができない時もあり、正直つらかった・・・。
(個別授業がかなわない一斉授業のよさがあることも承知してます)
今は個別に対応できるようになって、
その点は本当にありがたい。
「合格レベルまで引き上げる」ために
生徒に合わせすぎても力を引き出せないので、
その辺はさじ加減が求められるのですが・・・
今年も、
「できる範囲のムリ、負荷」を探りながら
一人では見れなかった世界を
一緒に発掘していけますように!
それは「一番苦手な人(一番の弱者)のため」
だけではなくて。
私たちも一緒に新しい世界を見せてもらえる。
先生方が新しい視点を持てるようになることでもあり、
腕を上げることでもある。
さらに予備校のノウハウとして蓄積され、
結果的に次の世代のためにもなるんですね~。
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「受験をしたい!」
と思いながらこれを読んでくださっているあなた、
「一番苦手な人に合わせられる」
今のハマヨビで、
新しい景色を一緒に見に行きましょう!
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今の山小屋ってスゴイ!
牛ほほ肉の赤ワイン煮がスキレットで出てくる!
この白い唐揚げも、冷え切った体にしみわたりました。